重量木骨の家とは、SE構法登録施工店の中から一定の企業審査基準※を満たした全国60社の重量木骨プレミアムパートナーが、耐震構法SE構法を利用して建築する資産価値の高い家の総称です。
高い耐震性能や省エネ性能に対する報告書、認定長期優良住宅に加え、他社に先駆けての耐震シミュレーションの導入や第三者機関による現場検査、完成保証等ハウスメーカーに遜色ない性能品質と、高いデザイン性を融合させた家です。
※審査基準:「確かな設計力」、「高度な施工能力」、「健全な経営状態」
小田急ハウジングは1998年からSE構法に取組み、プレミアムパートナーのスタートメンバーとして確かな技術と施工実績がございます。
当社において木造三階建住宅の施工工法としてスタートした「SE構法」は、注文住宅にとどまらず、大型店舗や集会所の建設など様々な建築物に採用されノウハウを蓄積してきました。
1997年 | ㈱エヌシーエヌのSE構法が建築基準法第38条建設大臣認定取得。 |
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1998年 | 当社のSE構法第1号が世田谷区船橋1丁目に完成、木造3階建住宅の施工工法として採用。 |
2004年 | ㈱エヌシーエヌにより「重量木骨の家」プレミアムパートナー制度がスタート。当社がスタートメンバーに選定される。 |
国が認めた耐震構法、SE構法
SE構法は、地震大国日本を安心、安全に暮らしていくために開発された耐震工法です。柱と梁を剛接合することで、揺るぎない強度の骨組みを生み出し、建築物を支えます。
耐震性と設計の自由度が極めて高いSE構法を使えば、高い安全性を保ちながら、柱や間仕切り壁の少ない、開放的な空間をを実現することができます。強靭な骨組みと自由に設計できる空間は、現在から将来に渡り、満足が続いていくことでしょう。
強度が高く品質の安定した構造用集成材を柱・梁に使用。
SE住宅性能保証証書
高い構造性能で「たったひとつを、建てる。」が実現可能に。
空間の自由度=柱と梁が強固に結合されたラーメン接合により、強度の高い耐力と「構造計算」による確かな裏付けがされ、地震に強く快適な家を作ります。
高い構造性能で安全と自由な設計の両立を可能にし、ご希望のプランで、こだわりの建築設計を実現します。
木造住宅最大の大空間と大開口でSE構法ならではの自由な空間が生まれます。
SE構法の建物はすべて構造設計のプロが構造設計しています。実験等で検証したデータを基に、立体解析構造計算プログラムを用いて、安全性を検証しています。その裏付けによりビルトインガレージ、オーバーハング、ルーフテラス、吹き抜け、勾配天井、スキップフロアなど希望のプランが実現します。
私たちが大切にしていること、それは「安心で」、「安全で」、「快適な」住まいづくりです。
住まいは【 安心 】でなくてはならない。
構造計算、第三者による検査、保証制度、アフターサービス、リフォームと長きにわたってお客様に安心を提供します。
住まいは【 安全 】でなくてはならない。
私たちが建てる家はその強い構造により地震などの不安からご家族を守ります。
住まいは【 快適 】でなくてはならない。
自由設計により「大空間」や「大開口」などの空間を演出しお客様にとっての快適なお住まいをともに考えながら家づくりに取り組みます。
木の家にテクノロジーを。
「木造」から「木構造」へ。大規模木造建造物に学ぶ木の空間。
SE構法の開発者である構造建築家の播繁氏が手掛けた「長野市オリンピック記念アリーナエムウェーブ」。
この建物の70mにも渡る屋根部分には大断面集成材が用いられました。その後、大規模建築物で培われたノウハウがSE構法へと結実しました。今では、一般の住宅はもちろんのこと、店舗や集合住宅にも採用され、当社では自治会館や店舗建設などにも採用しております。
長きにわたって当社が手掛けた実例を紹介します。SE構法ならではの多種多様な住空間をご覧ください。
耐震性能
2011年3月11日に発生した東日本大震災。気象庁が発表した「震度6」以上の地域に1,227棟。「震度5強」以上の地域に4,500 棟。地震動により、主要構造部に被害を受けた建物はありませんでした。
強度が高く品質の安定した「構造用集成材」を採用
SE構法の構造躯体に使用する木材には、全て「構造用集成材」が使われています。構造用集成材は、含水率が低く、部材ごとの強度が表示されています。強度や性能が明確であるということは、「どの部分にどの部材を採用するか」を安心して決められるということでもあります。
特殊な金物を使用することで柱と梁の接合部の断面欠損が少ない
SE構法では、特殊な金物を使うことでその断面の欠損が少ないというメリットがあります。また、乾燥している集成材ということで、木造自体の収縮も少なく、なおかつボルトやドリフトピンで強固に接合しているので、熊本地震でも注目された「連続した揺れ」に対しても非常に強いと言えるのです。
柱の引き抜き強度が高い
SE構法では、「柱脚金物」という特殊な金物で、基礎と柱が直接連結しているので、その引き抜き耐力が大きく向上しています。その力は最大24.4tという数字で、在来木造のホールダウン金物の5倍以上もの力を発揮するのです。
数値に裏付けられた「構造計算」
大規模木造建築から始まった「SE構法」は、木造住宅といえども鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同様に、数値に裏付けられた「構造計算」を行っています。もちろん、「耐震等級」についても最高等級を取得可能です。
精度の高い指定プレカット工場で加工
SE構法では、構造計算によって指定された部材の種類や大きさ、金物の設定などのデータがそのまま指定プレカット工場へ直接つながる仕組みを持っています。それによって、計算された通りの部材が高精度に加工されて、建築現場に直接届く仕組みとなっています。
耐力壁の強度が高い
建物全部をラーメン構造にするためには、その部材や金物類をヘビーな仕様にしなければなりません。そうなるとコストも大きくかかってきます。そこで「SE構法」では、「ラーメン構造」で持たせる部分と「耐力壁」と呼ばれる強い壁で持たせる部分をバランスよく配置します
省エネ性能
2025年から適合義務化が予定されている省エネ基準では、「外皮計算」と「一次エネルギー消費量計算」が求められています。この省エネ基準をクリアし、さらに快適性も考慮した家のデザインを実現します。
Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語です。
太陽光発電による電力創出・省エネルギー性能・断熱性能の向上などにより、生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回ることで、1年間で消費する住宅のエネルギー量が正味(ネット)で概ねゼロ以下となる住宅を指します。
太陽光発電による自家発電によって、光熱費が削減されます。また、余った電力を電力会社に売電し、収益も得られます。
生み出した電力を蓄えて、停電や自然災害時の非常電力をまかなうことも可能。電気自動車の充電にも活用できます。
省エネルギー・断熱性能高いZEHは、資産価値が高く見積もられ、将来売却する際に評価が高まる可能性があります。
夏は涼しく、冬は暖かい快適な環境で過ごせるZEHは、断熱性が高い住環境のため、部屋同士の気温差が小さいことも特徴です。
パティオとオープン階段が中心の光降り注ぐ家
川崎市麻生区の住宅街に完成したお住まいは南側に広々とした庭が広がる中、ダイニングキッチンとリビングの間を室外は「ウッドデッキ&パティオ」、室内は「吹抜け&オープン階段」で「光降り注ぐ空間」をつないでいます。
プライベート空間・パティオ(中庭)のある暮らし
小田急線「新百合ヶ丘」に広がる邸宅街に建つ一棟。
外部からは見えないプライベート空間・パティオ(中庭)を設けたお住まいは、昼と夜で違った雰囲気を醸し出します。
自然に溶け込み開放感のある家
神奈川県秦野市のお住まい。家族が集まるリビングには天窓につながる吹抜けと鉄骨階段がお施主様こだわりのポイントです。
あらわしの登り梁と勾配天井。開放的なリビングの家
アウトドアライフを楽しまれる世田谷区のお施主様のお住まい。外壁から室内のマテリアルまでこだわりがちりばめられています。
「充実したキッチン空間・都心の狭小地に快適な住まいを」
品川区に完成したお住まいは、黒のラインサッシで間仕切られた収納豊富なダイニングキッチンとリビング(2階)やお客様をおもてなしする和室(1階)などお施主様のこだわりが詰まった空間が広がっています。
吹抜け・大空間LDKの家
川崎市麻生区の住宅に建つ一棟。ダイニング上の吹抜けから降り注ぐ陽光。小上がりの和室を合わせた約27帖の大空間LDKです。
大きな吹抜けが家族をつなぐ家
空間造形と素材にこだわった調布市のお施主様。南側に大きな吹抜けと鉄骨のスケルトン階段を配置し、ご家族がつながる素敵なお住まいになりました。
仲良し家族の家事ラクな家
町田市に完成した子育て真っ盛りのご家族。ポイントはご家族みんなが快適な1階リビングと、「洗濯して」「干して」「しまう」が連動した2階空間です。