知っておきたい!マンションリフォーム「5つの注意点」

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 マンションのリフォームは制限が多いため、注意点をあらかじめ把握した上で計画を立てないと工事自体が立ち行かなくなるといったリスクがあります。また、音や振動の問題など近隣の方々への周知や配慮を欠くと、近隣との関係が悪化し、住みづらくなってしまうといった可能性も考えておく必要があります。

 そこで今回は、マンションリフォームを成功させるために知っておきたい「5つの注意点」と、その実現のために欠かせないリフォーム会社の選び方について解説していきます。

マンションリフォーム5つの注意点

1.窓・ベランダなどの共用部はリフォームできない

 マンションでは窓やベランダなどの共用部のリフォームは制限されており、入居者が自由にリフォームできないことが大半です。

 共用部とは、外部の通路やエントランス、共用の庭などのマンション全体の住人が利用するエリアのほか、窓やベランダ、玄関ドアなど室外に接する部分も含まれます。

2.管理規約によってリフォームが制限される場合がある

 マンションリフォームは管理規約によって制限されていることが多く、共用部同様、入居者が自由にリフォームをすることができないケースがあります。

床材の遮音等級に関する規定

 多くのマンションでは、階下の住人への騒音配慮として床材の遮音等級(L-40やL-45など)が管理規約で厳格に指定されています。

 この規定を満たさない床材を使用すると、工事後に張り替えを求められるなどの大きなトラブルに発展する恐れがあるため、事前に必ず確認が必要です。

電気・ガスの容量制限

 マンション全体の受電設備には限りがあるため、各住戸で使える電気やガスの容量は制限されているのが一般的です。

 IHクッキングヒーターや大型の浴室乾燥機など、消費電力の大きい設備への変更を検討している場合は、容量アップが可能かどうかを管理組合へ早めに相談しましょう。

水回りの移動と配管の制約

 水回りの移動は、床下の排水管の勾配や共用部のパイプスペースの位置に左右されます。

 床下の空間が狭く十分な勾配が取れない場合や、配管を動かせない構造になっている場合は、理想の間取り変更が難しいケースもあるため注意が必要です。

3.建物の構造によって間取り変更ができないケースがある

 マンションの構造は、大まかに「ラーメン構造」と「壁式構造」に分類されます。
 柱と梁の代わりに耐力壁で建物の荷重を支える壁式構造の場合、壁を変更するリフォームは安全上のリスクが高まるため、間取りの変更はできないことが一般的です。

4.管理組合への申請が必要

 マンションリフォーム前には管理組合への申請が必要となります。

 工事可能な時間帯や期間が指定されている場合や、エントランスやエレベーターなどの共用部分を利用する場合など、あらかじめ許可が必要となるケースもあります。承認を得るまでに通常2週間前後かかりますので、スケジュールに余裕を持たせて進めるようにしましょう。

5.近隣への周知は欠かさずに!

 マンションリフォームによる騒音や振動はもちろんのこと、共用部に業者が出入りする、資材運搬などでエレベーターが独占されてしまうといったこともトラブルの一因になります。
 これらを未然に防ぐためにも、掲示板へのお知らせの掲示、上下階や両隣への事前挨拶によって理解を得ることがとても重要です。

予期せぬ追加費用が発生するケース

 マンションリフォームでは、解体して初めて配管などの見えていなかった部分の劣化状況が判明することがあります。

 特に築年数が経過した物件では、配管の腐食による交換や、コンクリート壁のゆがみを直すための不陸調整、断熱材の補充など、見積もり段階では見えなかった数万円から数十万円単位の補修費用が発生する可能性があることを念頭に置いておきましょう。

中古マンション購入+リフォームで失敗しないためのポイント

 中古マンションを購入してリフォームする場合、物件を決める前にリフォーム会社に内見へ同行してもらうのがベストです。

 検討している物件で希望の間取り変更や設備の導入が物理的・規約的に可能かをプロの目でチェックしてもらうことで、購入後の「こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぐことができます。

まとめ

 マンションリフォームを成功させるためには、「5つの注意点」はもちろんのこと、安全性・品質・営業担当とのコミュニケーションなど、把握しておきたい注意点がまだまだあります。

 これらのマンションリフォームにおけるさまざまなリスクを回避するためには、経験・実績豊富で信頼できるリフォーム会社に依頼することがとても大切です。

 リフォームは、解体してみるまで建物内部の状態を予測しきれない場合も少なくありませんので、さまざまなリスクを最小限に抑えつつ、希望に沿った家づくりをスムーズに進めるためには経験値の高さが重要になります。

 リフォーム会社を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  1. 希望するリフォーム内容と類似する施工実績が豊富にあること
  2. 予算・希望に合った提案力があること
  3. 保証やアフターサービスが充実していて、しっかりとした説明ができること

 これらはいずれも実際に担当者と話をしないと分かりませんので、リフォーム会社が実施しているセミナーや相談会に積極的に参加し、そこでのコミュニケーションを通じて安心して任せるリフォーム会社を選ぶと良いでしょう。
 近年では、ホームページなどでリフォーム事例を掲載しているリフォーム会社も多いので、気になった事例を掲載しているリフォーム会社にまずは相談してみることをおすすめします。

written by 唯木花奈


小田急ハウジングは、100棟以上のマンション管理を担ってきたマンションのプロフェッショナルです。
自社管理物件以外にも数多くのマンションリフォームを手掛けていますので、お住まい、共用部のお悩み事をお気軽にご相談ください!

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